「やりたいことが見つからない」は、勘違いから始まっているかもしれない。
この記事はこんな人に向けて書いています
- やりたいことが見つからなくて、なんとなくモヤモヤしている人
- 自己分析をしても、答えが出てこない人
- 「自分には特別なものがない」と思ってしまっている人
「やりたいこと」を探すほど、迷子になっていた
転職を考えはじめたとき、自己分析から取り組みました。
「自分はどんな人間で、何がしたいのか」——そう問い続けるのですが、なかなか答えが出てこない。
「情熱を持てるほどのものがない」
「才能なんて、どこにもない気がする」
「やりたいことって、もっと壮大なものじゃないといけないのかな」
そうやって詰まっていたとき、八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本と出会いました。
読んで気づいたのは——「やりたいことが見つからない」のは、探し方に勘違いがあったからだということ。
「やりたいこと」探しの5つの勘違い
① 「一生続けられること」じゃないといけない
そんなことはありません。今一番やってみたいもので十分です。
やりたいことは、時間とともに変わっていい。「一生これだ」と決めなければいけないプレッシャーを手放すだけで、ずいぶん考えやすくなります。
② 見つかった瞬間に「運命的な感覚」がある
ありません。最初は「ふ〜ん、面白いかも」くらいの感覚です。
やってみながら、少しずつ「これが自分のやりたいことかもしれない」と腹落ちしていく。最初から確信がないのは、むしろ普通のことです。
③ 「人の役に立つこと」でなければいけない
やりたいことを考える段階では、それが人の役に立つかどうかはどうでもいいんです。
順番が逆で、「自分がやりたいことをやり続けた結果として、人の役に立っている」というのが自然な流れ。最初から「人のためになるか」で絞ると、自分の本音が見えにくくなります。
④ 「たくさん行動すること」で見つかる
行動も大切ですが、やりたいことが見つからない本当の理由は、選択肢が少ないのではなく、選択基準が曖昧なことが多いです。
何をもって「やりたい」と感じるのか——自分の中の基準を磨くことのほうが、先に必要です。
⑤ 「やりたいこと」は仕事にできない
「あなたのやりたいこと」はあなたにしかわかりません。でも、「それをどうやって仕事にするか」のヒントは、外にたくさんあります。
「どうせ仕事にならない」と最初から閉じてしまうのはもったいない。
「やりたいこと」は3つの要素でできている
この本で一番腑に落ちたのが、やりたいことの構造です。
- 大事なこと(価値観):自分が何を大切にしているか
- 得意なこと(才能):自然にできること、人より少しうまくできること
- 好きなこと(情熱):それ自体が面白いと感じること
この3つが重なったところに、「本当にやりたいこと」があります。
ひとつひとつは地味に見えても、組み合わさると「あ、これが自分なんだ」という感覚になる。実際に読みながら問いに答えていくと、自分の中から少しずつ形が出てくる感覚がありました。
「ありのままの自分」から始めていい
この本を通じて感じたのは、他人と比べる必要が一切ないということです。
才能は「人より少しうまくできること」でいい。情熱は「運命的な何か」じゃなくていい。価値観は「立派なもの」じゃなくていい。
「自分にはたいしたものがない」と思い込んでいた部分が、少しずつほぐれていく感覚がありました。
まとめ:「見つからない」のは、探し方の問題かもしれない
- やりたいことは「一生のもの」じゃなくていい
- 最初は「面白いかも」くらいの感覚で十分
- 人の役に立つかどうかは、後から考えればいい
- 選択肢より、自分の中の選択基準を磨くことが先
- やりたいこと=価値観×才能×情熱の重なり
「やりたいことが見つからない」と感じているなら——それは才能がないのでも、情熱が足りないのでもなく、探し方にちょっとした勘違いがあっただけかもしれません。
自分の内側に、ちゃんと手がかりはあります。
Translation Studio では、「好き・得意・大事なこと」を対話の中で一緒に掘り起こしていきます。
問いに答えながら、自分の中から言葉が出てくる感覚を、一度体験してみませんか。


コメント