この記事はこんな人に向けて書いています
- 合わせすぎて、気づいたら消耗している人
- 「NOと言えない」「断れない」と感じている人
- 自分の意見や判断に、なかなか自信が持てない人
合わせすぎて、消耗していた
昔の自分は、とにかく合わせるのが得意でした。
場の空気を読んで、相手が何を求めているかを察して、それに応えようとする。それ自体は悪いことじゃないんですが、気づいたら「自分がどうしたいか」より「相手がどう思うか」が先に来るようになっていました。
結果として、消耗していました。
転職直後、上司との朝会で詰まった
ITコンサルに転職して間もない頃、毎朝上司とのミーティングがありました。
進捗をヒアリングされる場なんですが、なぜかいつもうまく噛み合わない。何を話しても的外れな気がして、どう伝えればいいかわからないまま、毎朝消耗していました。
そのとき、ふと思ったんです。
「この人と会話がうまくいかなくても、仕事は進められる。他の人に聞けばいい。自分で判断できるようにすればいい。」
これが、自分にとっての転機でした。
「この上司を変えよう」でも「自分が悪い」でもなく、「この人との会話に頼らずに進める方法を作ろう」という発想の切り替え。
小さな気づきでしたが、その後の動き方がずいぶん変わりました。
「この人を変えよう」をやめたら、動けるようになった
この経験から、考え方が少しずつ変わりました。
上司の反応が冷たかったとき、以前の自分は「なぜこの人はこうなんだろう」と考え続けていました。でもそれを続けても、相手は変わりません。消耗するだけです。
そこで切り替えたのが、「この人に伝わらなくても、別の方法で進めるにはどうするか」 という問いでした。
「この人とうまくやれるか・やれないか」という2択をやめて、もう少し細かく分解するようにしました。「この人には直接聞かない。でも別の人には聞ける」「自分がどう動くかは、自分で選べる」。
小さく切り分けていくと、「自分にできること」が見えてきます。そこに集中すると、不思議と前に進めるようになりました。
境界線は、最初から引くものじゃなかった
「自分軸を持つ」とか「境界線を引く」とか言うと、なんだか強い意志が必要な気がしていました。
でも実際はそうじゃなかったんです。
毎朝の朝会でうまくいかないたびに、「じゃあ今日はこうしよう」「この人じゃなくて別の人に相談しよう」と、少しずつ試行錯誤を繰り返した。その積み重ねの先に、気づいたら「自分なりのやり方」ができていました。
境界線は、最初から宣言するものじゃなく、手探りで作っていくものだったんだと思います。
合わせる力は、使う場所を選べばいい
今でも、空気を読む癖はあります。相手の気持ちが気になるし、場の雰囲気に合わせたくなる。
でもそれは、弱さじゃないと思っています。
相手に寄り添える。場を壊さずに動ける。それは、使う場所さえ選べば強みになります。
問題は「合わせすぎること」で、「合わせられること」自体じゃない。
もう一つ、あの朝会で気づいたことがあります。
コミュニケーションが難しい相手に対して、誠心誠意付き合い続けることも一つの選択肢。でも、離れるという選択肢もあるということ。
「なんとかしなければ」と粘り続けることだけが誠実さじゃない。自分の動き方を変える、距離を取る——そういう判断をすることも、自分を守るための立派な選択です。
動き方を自分で選べるようになると、ずいぶん楽になりました。
Translation Studio では、「合わせすぎてしんどい」「自分の動き方がわからない」という感覚を、雑談のような対話の中で一緒に整理していきます。
まず話してみてください。
金島朋之(チャメ太郎)/フリーライフ合同会社代表
作成日:2026-06-16


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