どうもアラフォーコンサルタントのチャメ太郎(@chametaro0611)です。
オリエンタルラジオの中田さんの動画に影響されて、読書の面白さにはまってきてます。
メンタリストDaiGoさんの超読書術にも、読書量を増やした方がよいとありました。
そのために、前から気になっていた電子書籍Kindle Paper Whiteを2万円ほど出して買いました。
さっそく月額980円のKindle Unlimitedに加入し、読みたい本を選んでいたところ、気になったタイトルがあったので、読んでみました。
私はこれを読んで、長いこと自分の中に存在していたもどかしさに納得することができました。
おそらく結構な方がこの本で楽になるんじゃないかと思っています。
こんな人に役に立つかも
- 頑張りたい気持ちはあるのになぜか頑張れない方
- 自分では頑張っているつもりなのに結果がついてこない方
- 成長について興味がある方
◆本日ご紹介する本はこちら
購入したきっかけ
単純に「心のブレーキ」という表現にめちゃくちゃ惹かれました。
以前一緒に仕事をしている先輩や同僚に、「チャメ太郎は、石橋を叩いて叩いて渡らないよねw」と言われたこともあり、割と慎重派な一面を自覚しているので、それを何とかしたいと思ったのかもしれません。
すでにいくつかの書籍や動画を通して、「知識を持っているとそれだけで救われること」を体験しているので、今回も何か得るものがあったら嬉しいなと思い、これを購入しました。
購入したといっても、月額980円で読み放題の中に入ってますけどねw
本の概要
この本ですが、お悩みを抱えた主人公が、ふらっと立ち寄った喫茶店で、マスターに悩みを打ち明けるところから始まります。
マスターの考え方に感銘を受けた主人公が、次々に違った悩みを持つ自分の知人をマスターのところに連れてきて、その都度、この謎のマスターが考え方を教えてくれるというスタイルで進みます。
私個人的には、この手のストーリー仕立ての書籍が大好きです。
すごく読みやすいし、記憶に残りやすいです。
オリラジ中田さんも別の動画で説明されていましたが、ストーリーってやっぱり重要なんですね。
いきなり脱線してしまいますが、ブログ書きにも、人前で話をするときにも役に立つと思うので、おすすめします。
少しだけ内容を紹介
まずはブレーキの存在を知ること
アクセル全開で頑張っているつもりでも、「不安・疑問・心配」など様々なブレーキをかけてしまいます。
アクセル全開でブレーキを踏まない車と、アクセル全開であってもブレーキをかけっぱなしの車であれば、ブレーキを踏まない車のほうが早く目的地に着くことはイメージしやすいですよね。
これが仕事・私生活をする中で、自分にも起きます。
さらに、ブレーキをかけながら走っている車は、エンジントラブルにも発展しやすいですよね。
頑張ってアクセルを踏むのですが、心配事でブレーキをかけると、悩みに変わり、身体に不調をきたすようになります。
この本をお勧めしようと思った理由の一つでもあるのですが、私の身に実際にこれが起こりました。
私は2021/8に転職し、新しい会社・新しい現場に入ったばかりでした。
アクセルとブレーキはそれぞれ以下のような感じです。
(私)
◆アクセル
・転職を経て給料も大幅にあがったし、あとはやるだけ!!
・環境も変わったし、これから気持ちよく仕事できるはず!!
・心機一転頑張ろう!!
(私)
◆ブレーキ
・依頼されたことが、よくわからないけれど、これでいいのかな?
・やり方は間違えてないかな?
・この言葉どういう意味なんだろう?
結果些細なことが気になって、自分でもわかるぐらい動きが鈍くなっていきました。。
行動は保守・防衛的になり、確認質問が増え、周りからみたら、「いろいろ聞いてくるけど自分で考えない人」のように映っていたかもしれません。
書籍に自分のことが書いてあって、次のように考えました。
(私)
・この本、今の自分にめちゃくちゃ必要なことを教えてくれているんじゃないか。
・このまま行ったら壊れてしまうかもしれないから、考え方を変えてみよう。
・せっかく転職したんだから、楽しまなきゃだめだ。
・転職したてでわからないことはいっぱいあって当たり前、悩むときは止まっていいけど、走り出したらブレーキはかけちゃだめだ。
書籍には、以下のような表現があります。
※電子書籍では、他の人が読んで気にいった場所がハイライトされるのですが、ここには1,448人がハイライトしていました。(2021/9/19時点)
この機能めちゃくちゃ面白いですね。
解決できる、できないとか、どう解決すべきか考える前に、まずは自分には悩みがあり、ブレーキを踏んでいるんだという認識をすること、ブレーキが存在することを知るだけでいいんです。それが最初の一歩目です。
成長マインドセットより
ブレーキを踏まない覚悟
悩みを減らすために必要なこと、それは1つ目に”ブレーキの存在を知る”こと。そして2つ目に”ブレーキを踏まない覚悟をする”ことです
成長マインドセットより
安全にことを進めるためには適度なブレーキも必要ですが、早く目的地にたどり着くためには、ブレーキを踏んではいけません。
自分なりのブレーキを踏まない覚悟について考えられてよかったです。
実際に仕事をしているときに、「あれ?ちょっとブレーキ踏んでるかも?」と思うだけで、ずいぶんと行動が変わりました。
「今は考えて止まってるとき?それとも決断した後で走っているとき?」と考えるだけで、自分に対して客観的になれます。
ただし、書籍ではずっとブレーキを踏まなければ良いというものではなく、2年間限定で考えることをお勧めされています。
とりあえず2年全力で頑張って、そのあと必要あれば、方向転換すればいいやと言った具合です。
他責にしないは100%
両学長の「原因自分論」と通じるところはありますが、他人のせいにすると、自分に成長がなくなります。
「私がうまくできなかったのは、上司の指示があいまいなせいだ」「私に決定権をもらえたらもっといいアイデアを出すのに」といった考え方は、組織にとってプラスになりません。
与えられた環境・権限の中で自分が何ができるか考えて、自分なりに動くことで「何とかする力」が上がっていきます。
先述の「ブレーキを踏まない」がここにもかかってきます。
人のせいにしてやらない理由を作り、「ブレーキを踏む」ということですね。
他の人の考えや行動を変えるのって難しいですよね。ですから、そう考えて悩んでいても、状況が改善することってあまりないと思うんですよ。それよりは、誰が悪いとか、損だとか考えずに、自分でできることは何だろうって考えて、小さいことでもいいので、やると決めて行動する習慣を身に着けると悩みづらくなっていきます」
成長マインドセットより
書籍ではもう少し詳しく書いてありますので、理解も深まると思いますよ。
結果は選択できないが、行動は選択できる
これも好きな言葉になりました。
新しい会社で一緒に仕事をしているメンバーから強い口調で指示をされたときに、「もう少しいいかたとかあるだろ!」と思いましたが、それは私がどんなに願っても、相手がそういう言い方が適切だと感じたり、そもそも言い方を選べるような気遣いができない人だったら、やっぱりきつい口調で来るんです。
「明日は晴れてほしいなぁ」と思っても雨は降りますし、そこに期待してもかなわないこともあると考えるようになりました。
結果は選べず、行動は選べる、という当たり前のことですが、その選べない結果に意識や関心が向きすぎて、行動や計画に意識が向かず、ベストを尽くせていないかもしれないということに気づいたのです。
成長マインドセットより
関心の輪と影響の輪
スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』で書かれている内容ですが、この書籍でも登場します。
関心の輪とは、関心・興味を持つことはできるけど、変えることはできない・難しい問題です。
影響の輪は自分が変えられる影響できることを指します。
自分が影響できない関心の輪(難しい問題)について悩んでいる限りは、悩み損になります。
自分が影響できる影響の輪に落とし込んで一つずつ動いていくことが良いです。
ちょっと盛り上がって長くなってしまったので、今日はこの辺で終わります。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメント