どうもアラフォーSEのチャメ太郎(@chametaro0611)です。
新しい会社・現場に入ってから一ヶ月経ちましたので、振り返りをしてみたいと思います。
一言でいうと、「気持ちの浮き沈みが激しい」一ヶ月でした。
良い面・悪い面をきちんと消化して次につなげていきたいと思いますので、良かったらお付き合いください。
こんな人に役に立つかも
- 転職活動をしている/したいと考えている人に実体験をお届けします。
- 新しい会社・現場に入る人に向けて、ストレスの逃がし方を紹介します。
そもそも転職した理由は?
過去のブログでも少し書いていますが、新卒から15年勤務した従業員2,000人超の大企業を辞めました。
きっかけは、上司とのコミュニケーションがうまくとれなかったことです。
その上司は正論が好きで、ご自身の常識・経験を強く主張するタイプでした。
部下をきちんと働かせることで自分の成果を達成してきたのでしょう。
叩けば叩くほど成果を出すようなハイパフォーマンスな部下がいれば、相性は良さそうです。
ただ、人を活かしたり、自分と異なる考えを受け入れることは苦手な方でした。
細かい指示を出さないのに、出来上がった成果物に対しては細かく注文をしたり、自分で止めてしまっていたタスクを思い出したタイミングでなぜやっていないんだと詰めたり、メールや資料を読まないことがよくありました。
社内では相手の主張を理解しようとする姿勢もあまりなかった気がします。
社外では驚くほど素直でしたがw
そんなやり取りをしているうちに、「自分の主張を続けるこの人と仕事をしていたら疲弊しそうだ」、「得るものもあまりなさそうだ」と不安を感じました。
パワハラにも似た働き方がまかり通ってしまっているので、会社としての自浄機能にも期待できないなと感じました。
仮に、この上司と離れたとしても、「また同じような思想の上司と出会う可能性は決して低くない」と感じ、「このままじゃまずい」と思い、会社を辞めました。
新しい会社への期待が膨らみすぎた?
新しい会社の面接官や社長と面接した時には、すごく考え方や価値観が近い印象を受けていました。
特に自分が「何ができるか」ではなく「どんな人間か」で評価してもらえている気がして、この会社なら「大切にしてくれそう」と感じたので、この会社に決めました。
新しい現場にアサインされる前に面接準備として、社内のメンバーだけで打ち合わせをしました。
その時はものすごく気軽に話せたので、安心して仕事できそうだなと思っていました。
お互い主張や意見は食い違うことはあるでしょうが、お互いを尊重しあえていれば、どうとでもなりそうだと思いましたし、「前の会社を辞めて正解だった」と思ったぐらいです。
人の悩みのほとんどはコミュニケーションの問題
人間の悩みのほとんどは人間関係・コミュニケーションにまつわる問題です。
他社と絡まないと生きていけない、人間だからこその悩みと言えますよね。
代表的なものと、なぜうまくいかないのかに注目してみたいと思います。
お互いの人となりがわからないので、会話がかみ合わない
気心の知れた友人であれば、多少言葉が少なくてもくみ取ってくれたりしますよね。
あれは考え方の癖や過去の経験から、「推測ができる」からなんとかなっているようです。
知らない人同士では知識・経験や使う言葉やしぐさも違います。
いろいろなことが初めてでお互い探りながらコミュニケーションをとるので、うまくコミュニケーションできません。
「今の発言はどういう意味だったんだろう?」と感じつつも「話の腰を折る必要はないか」と流してしまったり、笑いのツボがかみ合わなかったりしますよね。。
そもそも新しい現場で緊張していてうまく頭が働かないということもあるかもしれません。
文章でのコミュニケーションは特に難しいということを知っておく
人間はしぐさや表情からものすごい量の情報を取得することができるそうです。
なので、しぐさや表情が見えない、「文章でのやり取り」がすごい苦手です。
ちょっとした情報がないだけで、途端に何を言っているかわからなくなるから不思議ですよねw
コロナでリモートワークが普及し、コミュニケーションの手段が「メールのみ」「チャットのみ」という現場も増えていると思うので、この点は特に注意です。
わからないことは素直に聞く
これがホントに大切です。
見栄を張っても仕方ないです。
傷口が浅いうちにしっかり対策しておきましょう。
必要事情にきれいな質問をしようとしないことが大切だと思います。
なめられたくない、下に見られたくないなど、保身に走らずに「わからないので教えてください」「こういう理解であってますか?」などよく使えます。
新しい職場でもやはりコミュニケーションの問題ばかり
面談の時は非常にいいコミュニケーションが取れそうと感じていましたが、ふたを開けたらそうでもありませんでした。
前職でも異動を多く経験していたので、なんとなく予想はできましたが、事前の期待が高かっただけに、「ここでも起きるのか。。」という感じでした。
環境の変化に戸惑っていて神経質になっている部分もあると思います。。
実際にあったこととどうすればよかったのかなどを考えてみます。
自分に向けてのアドバイスですw
都合の良いように解釈してくださいw
良いか悪いかを判断すると動けなくなる
一つ目はこれです。
新しい現場に入ると、「やっていいこと」「やってはいけないこと」がわからなくなり、メールを一通送るにも神経をすり減らしたりしています。
「これで大丈夫かな」と心配に思う気持ちはよくわかりますが、「習うより慣れろ」というように、「失敗したら謝る」ぐらいの気持ちでいるほうが良いかもしれません。
なるべく口頭でやり取りする
先述の通り文章でのコミュニケーションが苦手です。
なるべく最初は口頭でのコミュニケーションをお勧めします。
私は今回、一度教えてもらったことを一度で覚えられずにもたもたしていたら、「最低限は覚えましょうね」とチャットされて結構凹みました。。
メールやチャットだと厳しく見えるけど話してみたら全然普通って経験ありません?
相手に期待しない
期待値が高いとその分実際の値も高くないと満足できません。
なんかうまくいかないなぁと思っているときには、相手に期待しすぎていないか考えてみるとよいです。
相手のことは自分では変えられません。
どんなに優しくしてほしいと思っても、優しい言葉をかけてくれるかどうかは、相手次第なので、「自分ではコントロールできません」
優しい言葉をかけてもらうことを待っているうちは、裏切り続けられるかもしれませんよw
ストレスの解消法を多数持っておく
趣味が多い人のほうがストレス耐性が高いという研究もあるようです。
屋内/屋外、朝/昼/夜、一人で/大人数で、ゆっくり/激しくとか、ちょっとした時にふっと気持ちを切り替えられるようにしておくのは、おすすめです。
お散歩しかしない、となると雨の日にストレス解消ができませんよね。
どういうときに気持ちが落ちやすいか知っておく
嫌な感情をもってしまうことは、完全には避けられません。
事前にどういうときに気持ちが落ち込みやすいかを知っておけば、それを避けやすくなります。
ベッドの上でゴロゴロ、Twitterしているときに凹みがちなら、寝室に携帯を持ち込まないなどといった具合です。
人に期待しない、と少し近いですが、ちょっと口調が厳しいと感じる人からは、できるだけ距離を取るなども有効かと思います。
それでも湧き上がってしまう感情はきちんと吐き出す
嫌な気持ちをただ忠実にノートに殴り書きするというテクニックがあります。
嫌なことをノートに書き出すことでストレス解消ができます。
書くという行為がストレス解消に非常にいいそうです。
書き終わったらすっきりして忘れられますし、あとで振り返った時に、「なんでこんなちっぽけなことに悩んでいたんだろう」と感じることが多いです。
今はしんどいことかもしれませんが、「あと少ししたらどーでもよくなるかも」と思ったら気持ちも楽になりますよね。
今回良かったなと感じたこと
残念ながら、事前の期待が高かったこともあり、派手に転んだ形になりましたが、良かったなぁと思うことが二つありました。
知識をうまく使えたこと
一つ目は、ストレスの逃がし方や自分の気持ちの変化を感じる方法について、先述したような知識を持っていたことに気づけたことです。
動画や書籍で得た「知識」は自分を助けてくれました。
残念ながら、傷を負うことなくスイスイ交わせたわけではありませんが、それでも傷を最小限にしてくれたり、回復を早くしてくれたような気がします。
しんどい時に別の面でよりどころがあること
二つ目は、しんどい時によりどころがあることに気づけたことです。
家族はもちろんのこと、人事の方や、同期、オンラインサロンでの仲間などが、相談に乗ってくれたり、気晴らしに付き合ってくれました。
今まであまり人と深く付き合うことをしてこなかったのですが、ここは最近変わった部分かなと思いました。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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