この記事はこんな人に向けて書いています
- 気づいたら損な役回りばかりになっている人
- 「合わないかも」と感じながらも、ずるずる続けてしまう人
- 自分の行動パターンの癖を知りたい人
「なんで私ばかり」と思っていた頃
以前の職場で、気がつくといつも損な役回りになっていました。
誰もやらない仕事を引き受けて、担当になって、責任だけが増えていく。頑張っているのに、なぜか評価されない。「なんで私ばかり」と思いながら、消耗していました。
でも振り返ると、そうなるには理由がありました。自分の癖が、そのパターンを作っていたんです。
癖①:空白を見つけると、拾ってしまう
「これ、誰もやらないな」と気づいたとき、私はとりあえず手を挙げていました。
悪気はないんです。ただ、空白を埋めたくなる。放置されているものが気になる。
でもそれが積み重なると、「あの人に頼めば引き受けてくれる」という認識が職場に広まります。気づいたら、誰もやりたがらない仕事の担当が自分になっていました。
しかも、引き受けた仕事は評価されにくいものが多い。「やって当たり前」として扱われます。
空白を埋めることへの善意が、消耗の入り口になっていました。
癖②:謙りすぎると、押せる相手だと思われる
「そんなことないです」「私なんてまだまだです」——こういう言葉を、口癖のように使っていました。
謙虚でいたかったし、出しゃばりたくなかった。でも、これも積み重なると問題が出てきます。
謙り続けると、「この人は強く言っても大丈夫」という印象を与えます。要求が増えて、断りにくくなる。
謙虚さは美徳ですが、自分を軽く見せすぎると、相手も軽く扱うようになるということを、体験して初めて理解しました。
癖③:「合わない」サインを無視し続けた
今思えば、最初の1ヶ月以内に「この環境、合わないかもしれない」と感じていました。
でもそこで「まだわからない」「慣れれば変わるかも」と自分に言い聞かせて、ずるずると続けました。
結果的に、何年も消耗し続けました。
「合わない」という感覚は、意外と早い段階で出てきます。その感覚を無視しないことが、大事だったと思います。
予兆センサーを、事前に決めておく
今は、「こうなったら合わないサインだ」という基準を事前に決めるようにしています。
たとえば——
- 1ヶ月経っても「ここにいていい」という感覚がない
- 自分の意見を言えない場面が続く
- 頑張りが評価される仕組みがない
こういう基準を先に決めておくと、「まだ様子を見よう」とずるずる引き延ばすことが減ります。
センサーは持っているのに、無視していたことが問題でした。
癖は直すより、知っておく方が使える
空白を拾う。謙りすぎる。サインを無視する。
これらは「悪い癖」というより、自分の傾向です。知っておくことで、意識的に使い分けられるようになります。
「今、また空白を拾おうとしているな」と気づくだけでも、少し立ち止まれます。
自分の癖を知ることが、消耗しない働き方の第一歩だと今は思っています。
Translation Studio では、「自分の癖に気づく」「消耗しない動き方を見つける」を、雑談のような対話の中で一緒に整理していきます。


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