この記事はこんな人に向けて書いています
- 「感情的になってしまう自分」を変えたいと思っている人
- 周りに「大人なのになぜ?」と感じる人がいる人
- 人間関係のしんどさの正体を知りたい人
身体は大人なのに、感情が追いついていないことがある
前回の記事で「心のブレーキ」の話をしました(不安・心配・他責など)。
今回は、もう一つのブレーキ——「大きな子供ブレーキ」という概念について書きます。
これを読んだとき、正直、刺さりました。自分自身の中にも、これがあったと気づいたから。
「大きな子供」とはどういうことか
赤ちゃんは、泣いて助けを求めるところから始まります。少しずつ経験を積んで、理不尽にも耐えられるようになり、「大人のふるまい」ができるようになる——それが本来の成長の姿。
でも、感情の成熟がうまくいかなかった部分が残ると、見た目は立派な大人でも、特定の場面で「大きな子供」のような反応が出てしまう。
その特徴はこんな感じです。
- 自己中心的:自分の都合・要望を全面に出す
- 他者を理解しない:相手の立場や気持ちを考えられない
- 問題は周りにあるという思い込み:自分は正しい、悪いのは相手
- トラウマへの過剰反応:少し強く言われると必要以上に反応してしまう
- 軸がない:優柔不断で、自分の意見を持てない
周りにいませんか。あるいは——自分の中にも?
気づくことが、最初のステップ
私は、子育てでこのブレーキを強く踏んでいたと気づきました。
「子供が感情をうまくコントロールできないのはわかってる。でも『静かにして』と声を荒げてしまう」「妻に当たってしまう」
本来、二人で協力して子育てをする「仲間」のはずなのに、自分の中の「大きな子供」が出てきていたんです。
これは、自覚するまでが難しい。なぜなら、大きな子供ブレーキが出ているときは、自分の感情や主張が「正当」に感じられているから。
でも、「ああ、今自分の大きな子供が出ているな」と気づけるようになるだけで、少し立ち止まれるようになります。
妻の言葉が、すごく印象的だった
この話を妻にしたとき、こう言われました。
「なんとなくそういう部分があるなとは感じていたけど、どう伝えたらいいかわからなくて悩んでいた。書籍がそれを伝えてくれてよかった」
「言葉にできていなかっただけで、感じていた」という状態が、お互いにあったわけです。
このエピソードが、私にはとても大事に思えました。言語化されると、伝わることがある。自分の感情や状態をうまく言葉にできないまま抱えていると、相手にも届かない。
まとめ:「大きな子供」は、誰の中にもいる
- 身体が大人でも、感情が成熟しきれていない部分はある
- それは「悪い人間だから」ではなく、成長の途中であるということ
- 自覚することが、変化の始まり
- 周囲の「大きな子供」への対処も、存在を知ることで落ち着いてできるようになる
「あの人、なんでこんな言い方するんだろう」「自分もつい感情的になってしまう」——その背景に、こういう仕組みがあることを知っておくだけで、少し楽になります。
Translation Studio では、「自分でも気づいていなかった感情のパターン」を、対話を通じて一緒に言語化していきます。
「なんでいつもこうなるんだろう」をほぐすところから、始めましょう。


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