どうもアラフォーコンサルタントのチャメ太郎(@chametaro0611)です。
新しいパソコンを買いました。
前のパソコンもそんなに古いものではなかったのですが、ケチったのでかなりスピードが遅く、色々ストレスになっていたので、買い替えました。
お金に余裕があれば、MacBookにしたかったのですが、Airpods PRO(イヤホン)も欲しかったので、50,000円ぐらいのCromeBookにしました。
使ってみてやっぱり起動が早いし、動きがいいのでストレスがまるでないですね。
この勢いでブロクをどんどん書いていきたいと思います。
さて、話はがらりと変わりまして、今日はタルムードについて紹介したいと思います。
リベ大でも人気のタルムードシリーズですが、他にも色々あるようで、いつものようにKindle Unlimitedで探して読んでみました。
こんな人に役に立つかも
- タルムードシリーズが好きな方
- 子供の世話・教育に携わる方
◆本日ご紹介する本はこちら
購入したきっかけ
もともとリベ大YouTubeで紹介されているタルムードシリーズが好きだったので、読んでみました。
◆タルムードとは
ユダヤの親から子へ受け継がれる物語で、色々な問いかけが散りばめられています。
それらについて、「なぜあなたはそう考えたの?」「こういう状況になったらどうする?」と質問を続けて行きながら、子供が自主的に自分の考えを整理したり、主張したりするのに付き合って行くんですね。
個人的には日本人の考え方と違うところに色々気付けるところが好きです。
学長がYouTubeを色々出してくれているの興味のある方は、ぜひ御覧ください。
なおスペースの問題で今回は一つだけ載せておきますw
本の概要
学長が扱っていない話を紹介します。
いつもながら納得させられるし、考えさせられる内容でした。
ちょっと残酷なシーンもありましたが、まぁ、そういうパンチ力もたまには必要なのでしょう。
そのうち学長が動画にしてくれるかもしれませんが、早速行きましょう。
先にお断りしておきますが、最初から最後まで書いていないので、かなりモヤっとするかもしれませんw
覚悟できた方だけ、先に進んでくださいね!
少しだけ内容を紹介
母鳥と三羽のヒナ
鳥の巣が大嵐に巻き込まれ、このままでは巣もろとも三羽のヒナも地上に落下してしまう危険が迫っていた。
【ユダヤ式教育術】タルムードより
母鳥は海を渡って安全な岸にヒナを避難させようと思った。
しかし、大雨と強風の中、一度に三羽のヒナは運べないので母鳥は一羽ずつ運ぶことにした。
もうすでに面白いですよね。
どんな話になるのか想像しながら読んでも、全然、思っている方向に進まない感じが面白いです。
私は一人っ子で漫画を読んだり、ゲームをしたりが好きだったので、ストーリーの先読みは割と得意な方だと思いますが、それでもタルムードに関してはほとんど当たりませんw
考え方が根本的に違うんでしょうね。
まず一羽のヒナをくわえて母鳥は、大雨、大嵐の中を巣から飛び立った。
【ユダヤ式教育術】タルムードより
海を渡っている途中で母鳥はヒナに訪ねた。
「子供よ、お母さんは命がけでお前を助けようとしているがお前はその代わりに何をしてくれるのかい?」
誰が選ばれるかみたいなところで盛り上がるのかと思ったら、あっさり運ばれちゃうんです!
少しだけネタバレしますが、一羽目と二羽目の回答は母鳥には響かずに、母鳥は途中で我が子を海に放り出してしまいます。
いくら気に入らない答えを言ったからって自分の子供を話しちゃいますか。母鳥さんw
この辺が日本の昔話にはないですよね〜。
三羽目の子供は見事に母鳥の望む答えを回答し、無事に向こう岸まで届けてもらうというお話です。
解説を読んで、納得。
ユダヤの人たち賢いわけだwと思いました。
愚かな農夫
個人的にはこれが一番面白かったです。
あるところに愚かな農夫がいた。
【ユダヤ式教育術】タルムードより
工作用の牛と荷物運搬用のロバに同じくびき(車を引くために使う横木)をつけて、牛とロバを一緒に進ませようとした。
しかし、牛とロバは足並みが合わず、歩みを止めてしまった。
農夫は「なぜ二匹とも動かないのだ」と怒り、牛とロバを鞭で打ち続けた。
そのために、牛もロバも死んでしまい、新しく買わなければいけなくなった。
何を言わんとしているかピンと来た方は素晴らしい。
私はなんとなくしかわかりませんでした。
それぞれ別のものなんだから、牛とロバを一緒に扱っちゃ行けないという点はわかりやすいですよね。
実はこれ、「子供の個性を大切にしようね」っていう「教育」の話なんですって。
横並び教育の重大な問題点を指摘していて、子供にくびきをつけて、歩調を合わせろと言ってしまうと、それぞれの子供の良さがなくなってしまうという風に解説されます。
日本の教育なんてまさにこれだなぁ、と思いました。
数学が得意な子は数学を頑張ればいいし、英語が得意な子は英語を頑張ればいい。
私は最近の教育現場を知らないので、だいぶ古いところで情報は止まっていると思いますが、【全教科できる=良い】、【苦手な強化がある=悪い】、【先生の言うことを聞く=良い】、【先生の言うことを聞かない=悪い】という感覚でくくられていたように思います。
牛には牛の良さがあるし、ロバにはロバの良さがあるのだから、まず、そこに気づいて上げることが第一ですよね。
一人の先生が30人も40人も見るのはやっぱり無理がありますよね。。
更にその後にそれをどうやって伸ばしていくか、どういうやり方がその子に受け入れられやすいか、工夫していくところも、より色々な引き出しを持っておきたいと思いました。
メロディーを買った青年
ある村に裕福な家庭に育った娘がいた。
ユダヤ式教育術】タルムードより
娘の両親は熱心なユダヤ教徒だった。
結婚適齢期になったので、娘の両親は良い婿がいないかと探していた。
隣村に裕福ではないが、真面目できちんとした両親に育てられた青年がいた。
その青年はヘブライ聖書をしっかり勉強し、毎日シナゴークに通う、立派なユダヤの若者だった。
娘の両親も青年を気に入り、結婚話がまとまった。
娘の両親は、その青年に、結婚式の道具を市場で買うための、支度金を与えた。
青年は買い出しのために市場に向かった。
タイトルから想像できると思いますが、この青年は支度金を使って羊飼いが奏でていたメロディー(音楽)を買ってしまいます。
曲を忘れてしまったり、続きを聞いたり、半ば騙されてるじゃないかと思うぐらい色々とお金を取られ、支度金を全部使い切ってしまいます。
最後には、道中で買っておいた婚礼の道具を引き換えにしてしまうほど。
家に帰ってどんなものを買ったか娘の両親に聞かれたところ、正直にメロディーを買ってしまったと伝えます。
日本だったら、「ちゃんと最初の約束を守りましょう」とか「誘惑に負けちゃいけません」とか「お金は大切にね」と結びそうですが、ユダヤは違いました。
話を聞いてなるほどなぁ、と思いましたが個人的にはあんまりしっくり来なかったですw
思ったより長くなってしまったので、この辺で失礼します。
続きや解説が気になった方は、個別に連絡いただくか、書籍を読んで見てください〜
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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